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「兵庫競馬」の特徴は?

●園田競馬場予想のポイント&格言
レースは短い方から820m、1,230m、1,400m、1,700m、1,870m、2,400mの6距離で行われますが、1周1,051m、直線は213mの小回りコースです。
まず820m戦は2歳新馬戦と重賞「園田FCスプリント」で使用されている距離です。両番組とも逃げ・先行勢が有利ですが、特に「園田FCスプリント」は他地区を含め一線級で活躍する快速馬が集まる一戦で、過去5回行われた内4回が『4角2番手以内に付けた馬のワン・ツー』で決まっています。差し馬が前を行く馬を抜かすためにはトップスピードに乗ったところですぐに来るコーナーを回る必要があるため外に膨れる恐れがあり、また、ロスも生じやすくなります。このことが要因と考えられますが、ただいずれにせよ、いかに先手必勝がモノをいうレースかというのがよくわかるコース形態になっています。

1,230m戦はペースが落ち着けばアッサリ前残り、逆に先行激化になれば差し・追い込み台頭と両極端で、展開面の読みが非常に大事になってきます。

続いて1,400m戦。こちらは園田競馬場で最も多く施行されている距離ですが、こちらは全体的に流れが激しくなる傾向が強く、ほかの距離に比べると差し・追い込み馬の活躍が目立つようです。

1,700m戦は向正面中間地点からスタートします。最初のコーナーまでの距離が約120mと極端に短く、カーブで一気にペースダウンしたあとは上がりの競馬になり、行った行ったになるケースも多々あります。

1,870m戦は1,700m戦に比べてスタートから最初のコーナーまで長いのが特徴です。また以前の1,870m戦といえば「新春賞」、「兵庫大賞典」、「園田金盃」、3歳三冠レースの「兵庫チャンピオンシップ(JpnII)」、「兵庫ダービー」などの重賞と、中央・地方を問わず通算2,000勝を挙げているジョッキーが優勝を争う「ゴールデンジョッキーカップ」の中の1鞍としてのみ施行されていましたが、最近ではC3クラスなどの下級条件から、A1など重賞に直結しそうなクラスでも積極的に使用されるようになりました。それにより『1,700mでは活躍しているが、いざ1,870mの適性はどうなんだ』という予想の際に感じた歯痒さがなくなりました。『1,700mに適性はあるが1,870mでは今イチ』、またその逆もあるので、距離別成績のチェックが重要です。それと1,870mのスタートは『大外枠が滑りやすい』とも言われています。特に園田を熟知していない騎手が外枠に入ったときは注意した方がいいかもしれません。

2,400m戦は年に1回、重賞「六甲盃」でのみ使用されます。スタート地点は1,400mと1,230mスタート地点の間。特徴としては道中が他のどの距離のレースよりもスローペースになりやすいことです。そのため折り合いに苦労しない馬が有利と言えます。

以上が距離別の特徴、傾向ですが、総合的に言えるのはやはり『距離の長短を問わず概ね先行有利』ということです。
また他の競馬場に比べ向正面からの動きが激しい競馬場でもあります。そこで重要になってくるのが騎手の存在です。現在JRAで活躍中の小牧太騎手、岩田康誠騎手を見ていただいても分かるように、非常に騎手のレベルが高いと思います。『園田は馬よりも騎手で買う』という言葉もあるほどです。特に川原、木村、田中の3騎手は毎年リーディング争いを繰り広げており、信頼のおける3人と言っても過言ではありません。ただ昨年(2015年)からその図式が若干変化。これまでは4番手争いに甘んじてきてきた下原騎手、吉村騎手、大山騎手の活躍が著しく目立ってきており、特に今年は下原騎手がリーディングトップ、吉村騎手が3位につけています(2016年10月14日現在)。もっとも、木村騎手も田中騎手も怪我で戦線を長期離脱した経緯があるので、それでいて田中騎手が4位、木村騎手が5位につけているのは流石の一言。このように予想の際にはコースの傾向だけでなく、鞍上のチェックも非常に重要です。

●姫路競馬場予想のポイント&格言
直線は園田よりも長いので一見差し馬有利と錯覚しがちですが、コーナーが園田以上にキツいので、更に先行有利の傾向が強くなります。園田所属馬は輸送が加わるので、日頃輸送に慣れている西脇所属馬の方が有利とも言われています。しかし、基本的に開催の少ない競馬場なので、慣れない環境にイレ込む馬が多くなります。園田以上にパドック気配は注意しておきましょう。距離別傾向ですが、主に行われるのは1,400、1,500、1,800mの3競走です。1,400、1,500m戦に目立った傾向はありませんが、1,800m戦はスタートして直ぐに1コーナーへ突入します。内枠の先行馬がかなり有利な印象です。

兵庫競馬

※この記事は2016年に執筆されたものです。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

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注目騎手

吉村 智洋     TOMOHIRO YOSHIMURA

生年月日 1984年12月26日

厩舎 飯田良弘 飯田良弘

初免許年 2002年

初出走日 2002年4月17日 園田 1R ヤマノファイナル (10着/11頭)

初勝利日 2002年5月8日 園田 2R ヤマノファイナル

数年前までズブい馬、一度気合を入れ直してほしい馬への騎乗依頼は木村Jに集中していた。しかし、その彼が腰部ヘルニアに苦しむことがあったりで果たして木村と同等レベルで追える騎手は存在するのか?ということに。そこで台頭してきたのが吉村Jである。最も脂が乗り切る30台前半、その気になれば1周近くシッカリ追えるその体力は木村Jとの追い比べになってもまったくヒケは取らない。以前はやや諦めの早い淡白な部分があったが、今年に入ってそれも解消、信頼の置けるいいジョッキーになってきた。今年のJRA認定アッパートライ競走、そのほとんどに勝っているのも彼だ。

 

吉村 智洋

TOMOHIRO YOSHIMURA
吉村 智洋

杉浦 健太     KENTA SUGIURA

生年月日 1992年11月4日

厩舎 新井隆太 新井隆太

初免許年 2010年

初出走日 2010年4月13日 園田 6R ホッカイパルニ (1着/11頭)

初勝利日 2010年4月13日 園田 6R ホッカイパルニ

杉浦Jは若手の中で一番の伸び幅。昨年マイタイザン、ノブタイザン(現3歳馬)と出会ったことが彼をひと回りもふた回りも大きくした。今年の認定競走が吉村Jなら彼は昨年の認定競走最多勝騎手。年々勝ち星が増えるということは確実にレースが読めるようになってきたということ。ヤングパワーはまだまだ進化中である。

 

杉浦 健太

KENTA SUGIURA
杉浦 健太

山田 雄大     YUUTA YAMADA

生年月日 1990年12月17日

厩舎 黒田隆男 黒田隆男

初免許年 2009年

初出走日 2009年5月6日 園田 4R ハツミナミ (12着/12頭)

初勝利日 2009年10月15日 園田 3R ローズドサハラ

もうひとり、若手の中では山田Jも乗れるようになってきた。デビュー時は一定体重に収まらず、パワー半減のケースが多かったのだが、この点に不安がなくなってからはシッカリと操縦できるように成長。今年は既にこれまでの年間最高勝ち星も軽く突破。目標の50勝にも手が届く範囲に。

 

山田 雄大

YUUTA YAMADA
山田 雄大

●そして今、絶対に忘れてはならない、兵庫の顔になりつつあるのが下原J。木村、田中Jの戦線離脱があったものの今年は初めてのリーディングジョッキーに輝くこと間違いなしだろう。一番の特徴はまったく怖がることなく内に入り込むこと。経済コース回りからいつの間にか外へ出しての追い込みは兄貴分として慕う岩田J(現JRA)譲り。また、9月には2,000勝達成でゴールデンジョッキー入りも果たした。騎手として同じ年にデビューし、今は調教師として活躍中の新子雅司師とのコンビは今や兵庫競馬のトレンドである。このコンビのときはたとえ人気薄でも要注意。

※この記事は2016年に執筆されたものです。
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